I-O DATA AV-LS500VX
私的に用はなかったのだが、訳あって訪れた某有名リサイクルショップ。
ゴチャゴチャした雰囲気が宝の存在を予感させる。
ただ、特に購入意欲はなかったので、何気なく商品群を眺めていた。
そんな中、私の目に飛び込んできたものが。
「動画ストリーミング再生 、 ネットワークメディアプレーヤー」というワード。
瞬時に物欲スイッチが「入」に切り替わる。
これまでの当ブログ記事の流れからもお察しいただけることと思う。
まさにメーカーが意図したアイキャッチにまんまとひっかかったわけだ(笑)
私の興味を引いた物とは・・ I-O DATA の AV-LS500VX 。
パッケージを熟読。
LAN、USB、ビデオ出力端子はもちろん、光デジタル出力、HDMIを有し、DLNA、DTCP-IPに対応しているようだ。
以上の仕様については今時な雰囲気である。
操作はリモコンで行うらしい。
購入条件のひとつである価格も例え失敗しても痛くはない程度だ。
「一期一会」という言葉が私を脅迫したことは言うまでも無い。
抗うこともなく商品を手に取りレジを通した。
I-O DATA AVeL Link Player AV-LS500VX 2010年4月28日生産終了
価格21,000円
詳細を見てみるとストリーミング可能フォーマットは限定的なようだ。
特にAAC-LC、MPEG-2 TS のストリーミングが非対応であるところがかなり痛い。
レグザでDR録画した物は恐らく視聴できないだろう。
ある程度概要を把握したところで設置開始。
開梱し、本体、付属品を取り出す。
新品と見間違えてもおかしくないほど、しっかりとクリーニングされている。
本体サイズはパッケージから推測できたが、170(W)×148(D)×29(H)mm (突起物含まず)と小ぶりだ。
置き場に困ることはない。
デザイン的にはシンプルではあるが、若干の古さを感じさせる。
取説を開くまでもなく、経験と直感で配線。
テレビはレグザ A1 、LANは無線LANコンバーターへ。
リモコンで各機電源オン。
ホーム画面が開く。
すぐさまメディアを開こうとするも、サーバーを認識していない。
電源投入直後であるためアドレスが取得できていないのだろう。
おそらく取得中であると判断し、設定画面へ。
設定画面は特に難しくも無く、項目自体あっさりとしている。
ネットワーク項目を見てみると、アドレスが取得できていた。
再度ホームへ。
とにかく、メディア再生だ。
レグザ Z3を選択。試しにDR録画の物を開いてみる。
音声が一瞬再生され、音声沈黙。動画もカクカクしている。
やはり再生不可らしい。
続いてAF録画したもの。こちらは再生できた。
次に、I-O DATA RECBOX に収めている、DVDをZ3用にmpg変換したもの。
こちらも全く問題ない。
当たり前だが仕様通りといった感じだ。
DR録画は再生できないものの、とりあえず使えそうだ。
費用対高価という点では、個人的に申し分ない結果が得られた。
今回接続した レグザ A1 にはPCが接続されているのだが、動作確認済みのフォーマットだけならPCを立ち上げる必要がなくなった。
今後、ネットワーク機能を持たないテレビを入手することがあった場合、現行機となるAV-LS700は有効かもしれない。