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シャープペンシル ぺんてる 万年CIL (ケリー/KERRY) 仕様・感想

   

シャープペンシル ぺんてる 万年CIL (ケリー/KERRY)

前回の記事で検討購入したシャープペンシル 「ぺんてる 万年CIL(ケリー)をレビュー。

仕様

品番:P1035-AD
定価:1,500円(税別)(2016年3月現在)

  • 軸色:黒
  • サイズ:15×12×125mm
  • 重さ:22g
  • 材質
    軸:PC
    ノック:ステンレス
    クリップ:鉄
    先金/ローレット:真鍮
    キャップ:アルミ
  • 芯径:0.5mm

質感

軸部が黒色のポリカーボネート、銀色の金属部分とのコントラストが落ち着いた印象。
また、重量的には約22gある。

私的には、外観と重量により重厚感と価格以上の高級感を覚える。
個人的感覚の話しになってしまうが、軽量とは言えないその重さが心地よく、形状と共に書きやすさに貢献しているように思う。

サイズについて


本体長さ:105mm
キャップ長さ:65mm
キャップをした状態の長さ:約125mm
キャップを本体ノック側へ取り付けた時の長さ:約131mm

キャップをした状態で約125mmとコンパクト。
ちなみに手元にある他のシャープペンシル「クルトガ」、「Dr.Grip」が約142mm程度。

キャップを本体ノック側へ取り付けた使用状態にすると約131mmとなり、持ってストレスのない長さとなる。

本体の長さは105mmとなっており、キャップを取り付けていない状態でもギリギリ手が納まる長さで、その状態でも使用は可能。
だが、やはりキャップを取り付けた状態の方が手に馴染む。

 

キャップ部

このシャープペンシルはキャップ部の造りも良く考えられている。
単なる「蓋」ではないのだ。
機能的にも書き心地的にもキャップが非常に重要だと思った。

使用時:キャップを本体ノック側へ付けた状態。

使用時キャップの先端(銀色)部分をノックすることで連動した本体のノックが押され芯が出る。
(もちろん本体のノックだけでも芯が出る。)
つまり、キャップを取り付けた状態でも芯を出せるというわけだ。

キャップのノック部には消しゴムが収納されている。

収納時:キャップを本体ペン先側へ付けた状態。

キャップのノック部がキャップ本体に若干押し込まれた状態になっていることが分かる。
先程、この部分に消しゴムが収納されている事を記載した。
この状態だとノック部を引き出すことが困難となり、この部品の脱落防止にも貢献しているのではないだろうか。

また、若干押し込まれた状態により、わずかながらも収納時のコンパクト性が向上する。

すばらしいギミックだ。

このキャップは、使用時、収納時共に本体とかっちり接合でき、ガタは極めて少なく安定している。

その他

ペン先は、真鍮にメッキが施してあるのだろうか?
画像の通りサテン仕上げとなっており、光沢仕上げと比べて光が反射しにくい。ペン先が眩しいということはないだろう。

ペン先の形状的には、単なる円錐形ではなく、先端に向かって絞り込まれた形になっているので視認性が良い。
特に左利きの方には良いのでなないだろうか。

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