Microsoft SideWinder Force Feedback Wheel (Gameport版) を Windows10 で認識させる Part1
2017/04/24
マイクロソフト サイドワインダー フォース フィードバック ホイール (ゲームポート版) を Windows10 で認識させる為の準備
SideWinder Force Feedback Wheel の ゲームポート版をWindows10 32bitで認識させることができたので備忘録兼ね投稿する。
まず、SideWinder Force Feedback Wheelとは、レーシングゲーム用にマイクロソフトがWindows98、95対応として1998年に発売したハンドルコントローラー。
当初インターフェースはゲームポートを採用しており、その後USB版等に進化していった。
今回は、USB接続になる前のゲームポート接続版の物をWindows10 32bitに認識させた。
恐らく、Windows7やWindows8でも32bitであれば、認識させることが出来るのではないかと思う。
ゲームコントローラーはUSBや無線での接続が当たり前の現在、ゲームポートは忘れ去られた存在。
今回の作業をするにあたり、数日にわたり海外サイトも含め情報を求めても決定的なものは見当たらず、試行錯誤の末なんとか認識まで漕ぎつけたという状態。
手間を考えたらサポートもしっかりした現行のコントローラーを買うことをおすすめしておく。
では、手順説明へ。
試行錯誤という状態なので、無駄な作業も含まれるかもしれないが容赦いただきたい。
また、この作業を行う方はお決まりの自己責任で。
— 追記 (2017/4/24) —
フリーのゲームをしてみたが、コントローラーとして機能した。
モーターによるセンタリングが機能していることは確認できているが、FBBは不明。
SideWinder Force Feedback コントローラー ソフトウェアの機能は使えない。
尚、SideWinder Force Feedback Pro も同じ手順で認識可能。
それに関する投稿はこちら
準備
ゲームポートの準備
ゲームポートが無くては話にならないので、ゲームポートを持つサウンドカードをPCにインストールしておく。
Microsoft SideWinder Force Feedback シリーズ (ゲームポート版)を接続する場合、サウンドカードはSoundBlasterと完全互換でなくてはいけないらしいので注意。ゲーム/MIDIポートを持つサウンドカード、つまり、ジョイスティックインターフェースと外部MIDIインターフェースを兼ねたポートを持つサウンドカードを用意すること。
前々回の投稿 と 前回の投稿 では、SoundBlaster Audigy をインストールしているので、参考にしていただければ。
ドライバーの準備
- Game port_Win7 & Vista
前回の投稿でも利用したもの。 - swffwheel
これは、SideWinder Force Feedback Wheel(USB)ドライバー。
まさに盲点。ゲームポート版のドライバーは使わない。
USB版のドライバーを使用する。これが鍵だった。
※ドライバーは「swffwheel sidewinder forcefeedback」等で検索して下さい。
SideWinder Force Feedback Wheel 本体の準備
PCを起動する前にSideWinder Force Feedback Wheel をゲームポートに接続しておく。
ハンドルにペダルとACアダプタを接続しておくこと。